環境・条件に左右されない結果を求めること
硬く締まった残雪が残る山間には、人の胸あたりまで樹皮が剥がれ落ちた杉が点在しています。
厳冬期、食べ物を求め樹皮を噛んだ鹿の仕業なのか、周囲には鹿の排泄物が散乱しています。
厳しさが残る深い自然。この山々を流れる河川は、一晩雨が降り続くと茶色く濁った雪シロで濁流と化してしまいます。
一方で都心に近い河川。
小さな河川に沿って走る道路には縦一列の車列。護岸には述べ竿を持った釣り人が入れ替わり立ち代わり、釣り糸を垂らしています。
解禁明け、3月初旬。全く違った景色の河川ですが共通するのはどちらもトラウトが生息している河川だとという事です。
厳しい自然環境からハイプレッシャーの都市近郊河川まで、「KINOE」は様々なフィールドへ足を運び、ネイティブトラウト用ミノーのテストを繰り返しています。
それは環境、条件に左右されない結果を求めるためのモノ作りを目指しているからです。