夏とメジャーリバー
垂直岩盤下の深みは広めの瀬から緩やかに落ち込みつつ、流れに対して30度ほど入り込んでいます。
広めの瀬は流速を早めること無く、重さを増した流れを岩盤に当てている。
アップストリームで流心脇をややスロー気味にストレートリトリーブ。
垂直岩盤をかすめ、流心に入ってしばらく、ガツガツとルアーを噛む様なアタリ。
上がってきたのは、大物ではないものの、凛々しい顔つきのアマゴです。
ライセンス購入時に仕入れた情報では、最近はかなりタフな状況だという今回のメジャーリバー。
実際、入渓から魚の反応は皆無、タフコンディションの原因を探りながら、釣りを組み立て直して何とか最初の1匹です。
スモールサイズの40mmミノー(プロトタイプ)黒系カラーの「カディスラー」に切り替え、スローで丁寧な釣りがこの魚には功を奏した感じです。
ある意味オーソドックスな展開ではありますが、夏と人的プレッシャーの中、安堵した1匹です。